どうも!女性の健康(ウィメンズヘルス)を専門にしているSHOです。
妊娠すると、お腹が徐々に大きくなりますよね。こういった身体の変化は日常生活に大きく影響を及ぼします。
周りに妊婦がいる方やこの時期に少しでも安全に生活したいって方は、ぜひ、最後まで読んでくださいね!
怖くなる動作
体の影響は、色々な動作の邪魔をします。
困難になる動作
- しゃがむ
- 着替え
- 足の爪を切る
- 床から物を拾う
- 洗体
- トイレ(特に和式)
- 階段
- 立ち上がり
ちなみに、妊婦2000人を対象にしたアンケートでは、約7割が日常生活の“動作”に不安を感じています。
意外にも歩くことに関して不安を感じることは少ないようです。
それはなぜか?
歩くことはしゃがんだり、立ち上がったりするのと違い、重心の上下方向の動きが少ないからです。
水平方向で変化も安定しているので、不安を感じにくい可能性があります。
ただし!注意しなければいけないのは、妊娠中は体の変化により、重心の位置も変化しているということです。
やはり、妊娠前と比べ、バランス力も低下しています。
ちょっとしたつまずきや段差が、転倒につながる可能性は大いにあるので、油断せず、慎重に歩きましょう!
立ち上がりが危険な理由
妊婦さんは椅子から立ち上がる動作がゆっくりになります。妊娠していない時と比べて、およそ2倍の時間になると言われています。
これはお腹の影響で、前かがみんあれないことが関係しています。
妊娠していない時は、無意識のうちに前かがみになって立ち上がっています。
そうすることで重心が前に移動し、立ち上がりやすくなるのです。
では、前にかがめない妊婦はどうしたら良いのでしょうか?
重心を前に移動するために、代わりに手すりにつかまったり、足でしっかり踏ん張って立ち上がるのです。
座る時も同じです。前かがみができないことにより、後方に転倒しやすくなります。
急激にお尻が落下するような動作となりやすいので、つかまったり、通常よりも足を踏ん張る必要があります。
このような負担はこむら返りや足の疲労に繋がります。
身の回りの人は手を貸すなどの配慮が必要ですね!
終わりに
妊婦は気付かないうちに、姿勢が変化しバランス能力が低下しています。そのため、ちょっとした動作でも恐怖感があったり、時間がかかってしまいます。
先ほど説明した動作や電車、バスなど、危険は身の回りの至る所にあります。
妊娠していない周りの人や男性もこういっ知識を持ち、配慮を行うことが大切です!
困っている方がいれば、周りの皆さんが勇気を持って手を差し伸べましょう!
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